偽のショッピングサイトで
代金をだまし取るネット通販詐欺

ネット通販詐欺とは、有名ブランドを装ったサイトに誘導し偽物や粗悪品を送ったり、お金を支払ったにもかかわらず商品を届けなかったり、さらには支払いに使ったクレジットカード情報を盗み取るといった詐欺手法です。ネットショッピングは、スマートフォンの普及などによってより身近になったと同時に、ネット通販詐欺による被害相談件数も増えています。※2017年国民生活センター調べ

4コマイラスト

ネット通販詐欺による実害

実在する有名なショッピングサイトを装った偽サイトや有名ブランド品を破格な安値で販売する詐欺サイトに誘導し金銭をだまし取ります。さらには、決済に使われたクレジットカード情報を悪用する場合もあります。

どこで?

以前は海外のショッピングサイトでの被害が多く見られましたが、現在では国内の有名ショッピングサイトも模倣され、日本人を騙すために作られた偽のショッピングサイトなども見られるようになってきました。

だれがターゲット?

ショッピングサイトを日常的に利用する個人が主なターゲットとなりやすい傾向にあります。「少しでも安く買いたい」という消費者の考えを逆手に取ることが多いため、店探しや価格比較に時間を惜しまない人ほど被害に遭う可能性が高くなります。

どうやって?

他のショッピングサイトよりもあきらかに販売価格を低価格に設定したり、商品名や「最安」などのキーワードで検索エンジンの上位に表示されるようにしたり、セール情報を知らせるメールやSNSの投稿で偽のショッピングサイトに誘導したりします。

どうなるの?

銀行に振り込んだ代金がだまし取られ注文した商品が届かなかったり、粗悪品やコピー品が届いたり、決済に利用したクレジットカード情報を悪用されてしまうことがあります。また、購入後の連絡が一切取れなかったり、連絡が取れても返金やキャンセルには応じてくれない場合がほとんどです。

オンラインショッピングで騙されないための
基本的な対策

利用するショッピングサイトが信頼できるかどうかを判断することが大切です。表示されているアドレス(URL)や日本語、連絡先などに不自然な点がないかを確認しましょう。また、OSやブラウザー、セキュリティソフトを最新バージョンにしておきましょう。

知らないサイトや極端に価格の安いサイトでの買い物に注意する

今まで使ったことがないショッピングサイトや極端に価格が安いサイトで買い物をするときは十分な注意が必要です。よく知られていて信頼できるショッピングサイトを利用しましょう。

メールのリンクをクリックするときに注意する

ショッピングサイトのセール情報などを装った偽メールに注意しましょう。メールに記載されたリンクを安易にクリックしないことが大切です。

Webページのアドレスを確認する

ブラウザーのアドレスバーに表示されるURLが「https://」で始まっていることや、アドレスバーに鍵のマークが表示されていることを確認しましょう。

不自然な日本語に注意する

偽サイトでは、機械で翻訳された不自然な日本語が使われていたり、通常使用されない奇妙なフォントが使われていたりする傾向があります。海外の犯罪者が日本人を騙すために作ったサイトかもしれないので安易に信用しないことが大切です。

連絡先や振込先に注意する

運営会社の連絡先が記載されていなかったり、実在しない住所になっていたりする場合は偽サイトの可能性があります。また、運営会社として日本の企業名が記載されているにもかかわらず、振込先が個人名義になっていたり、外国人の名義になっていたりする場合も注意が必要です。

決済方法を確認する

振り込み代金をだまし取る手口では、代金の支払い方法として、銀行振込など前払いの振り込みしか選択できない場合があります。代引きなどほかの決済方法が選べない場合は注意しましょう。

ネット決済ページが保護されているかどうかを確認する

クレジットカードで決済する際は、決済ページのアドレス欄に鍵マークが表示されているか(アドレスがhttpsで始まっているか)を確認します。鍵マークが表示されていない場合は、偽サイトであったり、本物のサイトでも重要な決済情報が暗号化で保護されていない可能性があるので、手続きを進めないようにしましょう。

クレジットカードの履歴を確認する

クレジットカードで決済した場合は、カード番号が不正に使われることがないように、クレジットカードの明細をこまめに確認することが大切です。見に覚えのない取引がある場合はカード会社に連絡しましょう。

安全ではないインターネット環境で買い物をしない

ホテルやカフェなどで提供されている無料の公衆Wi-Fiを利用して、オンラインショッピングを利用するのは避けましょう。会員IDやパスワード、決済情報が盗み見される危険があります。また、インターネットカフェなど他人も使うようなパソコンで決済をすることも避けましょう。

OSやアプリを最新の状態にアップデートしておく

偽サイトの中には、OSやブラウザーなどアプリのぜい弱性を悪用してマルウェアを感染させるものなどもあります。改善するためのアップデートプログラムを定期的に適用することが大切です。

セキュリティ対策ソフトを導入して常に最新の状態に更新しておく

よく知られている偽サイトはセキュリティ対策ソフトによってアクセスを遮断することができます。セキュリティ対策ソフトを常に最新の状態にして、最新の偽サイトにも対応できるようにしておきましょう。

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をインストールしておけば!

メール経由での詐欺サイトへの誘導をブロック

迷惑メールを自動でチェックします。また、メール内に記載されているURLが危険なものかどうかを確認し詐欺サイトへの誘導を防ぎます。

信頼できる通信への接続で詐欺サイトへの誘導をブロック

アクセス先が本物かどうか自動でチェックします。Webサイトの発行元を示すデジタル証明書を検証し、本物であることが確認できない場合はアクセスをブロックします。

偽のショッピングサイトや決済ページへの誘導を防ぐ

検索エンジンの検索結果やWebページ内に含まれるリンクの安全性をチェックし、詐欺サイトや偽サイトへのアクセスをブロックします。

不正バナー広告からの誘導を防ぐ

ウェブサイト閲覧中に表示されるポップアップ広告や、アプリケーションのメニュー部分などに表示されるバナー広告をスキャンして、不正なバナー広告であれば表示をブロックします。

ネット決済保護モードでの保護

オンラインショッピングを利用するときに、ログインパスワードやクレジットカード番号などの個人情報を保護します。また、入力した文字情報を盗むキーロガーからも画面上に表示されるソフトウェアキーボードを使うことで保護します。

さらに、画面のスクリーンショットを勝手に撮影して転送する「スクリーンスクラッパー」と呼ばれる脅威や、パスワードをコピー&ペーストした際に一時的に保存されたコピー情報を盗む脅威も防ぐことができます。

マウス操作で入力できるセキュリティキーボードのことです。キーボードの入力履歴が残らないため、スパイウェア(キーロガー等)による個人情報の流出を防ぐことができます。

※OSにより提供する機能が異なります。